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- 医院設備について2~CTとチェア~
2020年4月11日
こんにちは。
院長の森田です。
以前の『医院設備について1』に引き続き、当院の導入予定設備についてお話したいと思います。
①トロフィーパン スープリーム3D(歯科用CT)
私どもはベテランの先生方に比べてまだまだ未熟です。
なかでも最も差があるのは、診断力だと思います。
(いわゆる、長年の勘というものかもしれません)
これを補うのがCTだと思っています。
上手にCTを使うことによって、より正確な診断ができると思っています。
このCTの良いところは、かなり鮮明に映るのに、被ばく量を軽減している点です。
当院導入予定の、120kV仕様の方が鮮明に映っているのがわかると思います。
(メーカーいわく、これまでのCTは90kV仕様のことが多かったそうです)
見づらいですが、被ばく量も半分くらいになっています。
診断しやすいきれいな画像に加え、患者さんへの安全配慮がされているのが良いですよね。
もう一点、フェイススキャン機能があります。
CTで撮った3D画像に、顔を重ね合わせることができます。
これで、骨と顔のバランスについて検討しながらの治療ができるようになるかもしれません。
②グラシス、ノバセリオG
また、歯科といえば、診療イス=チェアですよね!
当院では二機種導入予定です。
『グラシス』
名前の由来は『GRAND』+『ANESYS』
ギリシャ語でGRANDは『大きな』、ANESYSは『安心』という意味だそうです。
実はこの機種特有の機能に主人がとてもほれ込み、導入を決めました。
それがティルト機能です。
イメージはまさにこれ。
座った姿勢のまま、後ろに倒れる機能です。
この機能のおかげで、腰痛があるなど、仰向けの姿勢がつらい方でも診療しやすいと主人が言っていました。
私も試乗?試座?しましたが、歯科用チェアの中でも上位の気持ちよい座り心地だと思っています。
まさに大きな安心ですよね。
もう一機種が『ノバセリオG』
こちらの良いところは
これです。
(見づらくてすみません。)
要は、転倒防止や立ち上がる時の補助のための手すりがついている点です。
私たちの操作のしやすさはもちろんですが、患者さんに安心して治療を受けてもらえることを第一に考えて機材の選定をしています。
院長
森田香櫻里