ブログBlog
- 咬み合わせの力をスポーツに活かす
2021年2月5日
こんにちは。
勤務医の森田です。
今日はスポーツ歯科のお話の続きです。
先日は
・強く噛みすぎると“りきみ”を生む
・下あごが不安定だと力が発揮できない
ことをお話ししました。
下顎の固定について、スポーツ選手の例で考えてみます。
メジャーリーグのランディジョンソン選手は、“舌を出して”投球していました。
テニスの錦織圭選手は、“下顎を大きくずらして”スイングしています。
さらに、フォアハンドとバックハンドで下顎の位置が異なっていて、興味深いです。
ソフトボールの上野由紀子選手は“舌を噛んで”投球していました。
…それぞれ、力が入りやすい顎の位置があり、
その位置に顎を固定するために舌だったり頬だったりをうまく使っているんですね。
ところで、上野選手はある時期を境に、舌を噛んで投球することを止めました。
実はこの時期にスポーツ歯科との出会いがあったそうです。
次回はいよいよスポーツ歯科の話です。
勤務医
森田悠矢