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- フッ素が、ふっそく(不足)!
2021年8月11日
こんにちは、勤務医の森田です。
先日、大分県のむし歯の本数が全国ワースト2であると報告しました。
全国で一番優秀な新潟県との違いは、フッ素のうがいの普及率にあると思っています。
大分県教育委員会でもこの事実を認識しており、数年前からようやく県内のこども園や小学校でのフッ素うがいが始まりました。
ただし、フッ素うがい薬の管理や調剤を誤ると、逆に害を与えてしまうかもしれないといった情報もあります。
このため、学校でのフッ素うがいもまだまだ浸透していないのが実情です。
しかし、大分県民のむし歯事情から、なんとかフッ素うがいを推進したい…!
そこでおすすめなのが家庭でのフッ素うがいです。
週一回の学校でのフッ素うがいよりもフッ素濃度を薄めている代わりに、毎日うがいを行います。
学校でやるよりもさらに半分の濃度のものを使いますので、ご家族の方の心配も減りますよね。
また、ご家族の方も一緒にできるのもメリットです。
家族みんなでフッ素うがいを習慣化して、おとなもこどももむし歯を減らしていきましょう!
うがいのやり方に関しても指導いたしますのでご安心ください。
数百円で始めることができるので、治療に比べて予防のほうが経済的ですし、歯も長持ちさせることができます。
さらに、ぶくぶくうがいによって、お口の周りの筋肉を鍛えることができるので、お口ポカン(口呼吸)の対策にもなりますよ。
気になることがありましたら、スタッフまでご相談ください。
勤務医
森田悠矢