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子どもの口腔ケア

2022年10月7日

こんにちは。

院長の森田です。

 

今日は子どもの口腔ケアについてお話しようと思います。

一生、自分の歯で美味しく食事をしていくためには乳幼児期からの口腔ケアがとても大切です。

食べることは、歯のない授乳期から始まり、離乳食、幼児食へと移行して乳歯列が完成します。

その変化に合わせて口腔ケアも変化していく必要があります。

 

【健康な永久歯、永久歯列を作っていくには健康な乳歯、乳歯列を保ちましょう】

・隙間があるのが正常な乳歯列です!

歯には小児期までの乳歯と、生涯使う永久歯があります。

乳歯列は2歳から2歳半頃で完成します。

子どもは成長とともに顎も発育し、正常な乳歯列では歯と歯の間に適度な隙間ができます。

皆さんご存じの通り、永久歯の大きさは乳歯より大きいため、永久歯が無理なく生え変わるためのスペースを確保しているからです。

「乳歯が重ならず、きっちりきれいに並んでいるからうちの子は大丈夫」と思っている保護者の方は結構いらっしゃいます。乳歯の間は歯並びがいいように感じがちですが永久歯への交換が始まるとスペース不足のため永久歯には重なりがみられるようになってしまうのです。

 

・乳歯の虫歯を放置すると将来の歯並びが悪くなる可能性があります!

虫歯の放置により早期に乳歯を失うと永久歯の中で最初に生える6歳臼歯が前向きに倒れたり、生え変わりで出てくる永久歯のスペースが不足し、歯並びが悪くなる可能性があります。

一方、健康な乳歯列では6歳臼歯も正しく生えてきます。

つまり、乳歯列の早い段階から虫歯予防の習慣を身に着けることは乳歯および永久歯の虫歯を防ぐとともに、将来の歯並びを良い方向に導くことにもなります。

 

・食習慣と歯磨き習慣で乳歯を守りましょう!

子どもは3歳頃に自我が確立し、ものの良し悪しが判断できるようになるといわれています。この頃までの虫歯予防は規則正しい食習慣が中心となります。歯磨きを嫌がる時期ですが、保護者の方にはこの頃までに歯磨きの習慣をつけてもらいたいです。

3歳を越えると歯磨きは、保護者中心から自分磨きも含めた習慣へと変化し、定着していきます。

早めに歯磨きを始め、継続することで、歯磨きを嫌がらずスムーズに毎日の習慣になることが理想であると思います。

 

【歯磨き習慣とフッ化物で歯を守りましょう】

虫歯予防に歯磨き習慣が大事というお話をしましたが、歯磨き習慣に合わせて虫歯予防に大切なのはフッ素です!

フッ化物配合の歯磨き粉を使用し歯磨きをすることが大切です。

もちろん年齢に合わせた正しい歯磨き、口腔ケアがあります。

次回は授乳期から乳歯の生え始めに適した口腔ケアについてお話ししたいと思います。

 

院長

森田 香櫻里

 
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