当院のデジタル化について|大分市玉沢で歯科をお探しの方はさくらの森デンタルケアクリニックまで

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休診日:火曜・木曜・土曜午後・日曜・祝日
▲:8:30〜13:00
※祝日のある週は
①火曜か木曜に朝の部と昼の部を診療
②土曜を昼の部も診療
①か②のいずれかを予定

診療時間
8:30〜12:00
13:00〜16:30
17:00〜20:30
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当院のデジタル化についてDigitalization

歯科診療におけるデジタル化の現状

昨今、あらゆる分野でデジタル化が進んでいます。
歯科治療においてはやはり削ったり詰めたりといった外科処置が大半であるため、デジタル化できる範囲がまだ少ないのが現状です。
ただし、患者情報を記載した診療録(カルテ)の電子化は進み、いまやほとんどの歯科医院で導入されるようになっています。
さて、そんな歯科業界でもここ数年技術革新が進んでおり、X線写真の3D化(CT)、パソコンでのかぶせ物の設計・作製(CAD/CAM)、デジタル歯がたどり(口腔内スキャナー)などが登場したことで、より精度の高い歯科診療が提供できるようになってきています。
CTでは、歯の構造が詳細に観察できるようになりました。
なかなか治らない歯の根の治療や、親知らずの抜歯において、より正確に情報を得られるCTは歯科診療にはなくてはならないものになってきています。
また、従来国家資格を持った歯科技工士が手作業で作製していたかぶせ物も、デジタルで設計や作製ができるようになりつつあります。
これにより、歯科技工士の経験や技術に関係なく精密なかぶせ物が供給できるようになりました。
最後に、不快な歯がたどりですが、こちらも口腔内スキャナーの登場により、従来のアルジネート印象材(粘土みたいなもの)を口腔内に圧着することなくデジタル歯がたどりが可能なケースが増えてきています。

当院におけるデジタル化のビジョン

当院においては、上記の口腔内スキャナーは採用済みであり、症例によって歯科技工所と連携し精密なかぶせ物を作製しています。
今後は口腔内スキャナーの活用範囲をさらに広げ、あわせてCAD/CAM加工器を院内に設置し、かぶせ物の作製までの内製化を進めたいと考えています。
従来のようにかぶせ物の作製を外注する場合、歯がたどりをした後に1週間~2週間といった作製期間をいただいていました。
かぶせ物の作製まで院内で完結するようになることで、大幅に工程の省略ができ、治療期間の短縮が期待できるようになります。
症例によっては即日の修復も可能になることでしょう。
なお、歯がたのデータもクラウド上での保管となります。
初診時にお口の中全体をスキャナーで記録しておき、以降は削ったりして形の変わった部分だけ10秒ほどで追加スキャンを行い、かぶせ物を作製するようになるような時代がすぐそこまで来ています。
従来の歯がたどりでは、前述のアルジネート印象材など大量の感染性医療廃棄物が出ておりましたが、それも削減できるようになり、環境問題にも貢献することができるようになります。

当院においてデジタル化を実現するための具体的な方策

まず、当院では従来の紙ベースの患者情報、カルテではなく、クラウド上での患者情報の管理体制を置いています。
これの一番の利点は、ほぼ劣化せずに情報の保存ができることです。
こうすることで今後大分で大災害が起こったとしても、クラウド上にデータをバックアップしておくことで早期に復旧、診療再開できる可能性が高まります。
カルテのデータ化に伴い、サイバー攻撃に対する保険にも加入しています。
仮にサイバー攻撃を受けたとしても個人情報が可能な限り漏洩しないように、また被害を最小化にできるように、対応いたしております。

一方でCAD/CAM加工器をはじめとしたデジタル診療機材の導入を検討しています。
これにより、当院ですでに採用済みの口腔内スキャナーの適応範囲がさらに拡大されます。
その結果として、従来の歯がたどりからの解放、治療期間の短縮が実現でき、より歯に優しく、治療の負担も少なく、より精度が高く、より環境に優しい診療が提供できるようになります。

③の方策を進めるための組織体制

今後ますます適応範囲が広がることが予想されるデジタル診療の導入に向けて、当院は積極的に取り組んでいきます。
その導入をより円滑に進めるために、当院の院長である森田香桜里を責任者として、また勤務医の森田悠矢を補助役とした、歯科医師二人の体制を作っています。
導入する機器の選定に関してはスタッフの意見も取り入れ、全員で知識を共有できるように院内研修も積極的に行っていきます。
よりグレードアップしていく「さくらの森デンタルケアクリニック」に
ご期待ください。

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