ブログ|大分市玉沢で歯科をお探しの方はさくらの森デンタルケアクリニックまで

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休診日:火曜・木曜・土曜午後・日曜・祝日
▲:8:30〜13:00
※祝日のある週は
①火曜か木曜に朝の部と昼の部を診療
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①か②のいずれかを予定

診療時間
8:30〜12:00
13:00〜16:30
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当院における、受け口の対応

2020年11月21日

こんにちは。
大分市玉沢のさくらの森デンタルケアクリニックです。

 

反対咬合の治療方法は、お子さんの歯の時期によって多少の違いがあります。
今回は、反対咬合だとわかったらどんな治療をするか、説明いたします。

 

乳歯期の反対咬合の治療

乳歯だけしか生えていない時期は、上顎の成長をうながす治療がメインとなります。「マウスピース型矯正装置」や、トレーニングでお口周りの筋力を養う「口腔筋機能療法」がよく行われています。
2歳くらいの小さなお子さんも行えるように、スタッフが寄り添いながら練習していきます。
また、反対咬合の原因となる「唇を内側に吸って巻き込むクセ」があれば、それもやらないように改善していきます。

 

混合期の反対咬合の治療

乳歯から永久歯に生え替わっていく混合期にも、顎や筋肉の成長を利用できるように、引き続き上顎の成長を促す治療を行います。
当院では上顎の前歯4本が生え揃う8歳前後からは、「SH療法」を行っています。SH療法では、特別なスプリングを使って顎を拡大していきます。取り外し式なので食事中や睡眠中には外すことができて衛生的です。基本的には8~10時間装着していただきます。ワイヤー矯正に比べると痛みが少ないのも特徴です。

 

生え替わり後の反対咬合の治療

永久歯のみに生え替わったら、歯に固定したブラケットにワイヤーを取りつける「ブラケット矯正」が中心になります。歯の状態によっては、「SH療法」や「マウスピース型矯正装置」を使うこともあります。

 

外科手術が必要となるケース

乳歯期から混合期には顎の拡大をしながら顎の問題に対処していきますが、永久歯に生え替わった後で顎骨の形に問題があり、「顎変形症」と診断された場合は、ブラケット矯正をした後に顎の手術を行い、さらにブラケット矯正を行います。この手術は、条件を満たせば医療保険が適応されます。

患者さんお一人お一人でお口の状態は違うものです。
お子さんの受け口が気になったり、唇を吸うクセがやめられない、矯正治療を考えているといった時には、ぜひ一度当院までご来院ください。ご一緒に今の歯や顎などの状態を確認し、必要な治療を見つけていきましょう。

 
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