ブログ|大分市玉沢で歯科をお探しの方はさくらの森デンタルケアクリニックまで

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子どもがむし歯になりやすい理由

2021年2月26日

皆さんこんにちは。

さくらの森デンタルケアクリニックです。

 

子どもの歯は、大人の歯よりむし歯になりやすい、という話はよく耳にしますよね。

 

実際、小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、乳歯と永久歯の違いを実感されていることかと思います。

 

そこで気になるのが「子どもの歯がむし歯になりやすい理由」ですよね。

 

子どもの歯はやわらかい

子どもの歯がむし歯になりやすい理由は、乳歯が永久歯よりもやわらかいからです。

 

やわらかいといっても、手で触って変形するようなやわらかさではなく、酸に対する抵抗力が低いことを意味します。

 

これは乳歯を構成するエナメル質や象牙質が永久歯と比べると未成熟だからです。

 

歯の表面にたくさんの隙間があって、酸刺激などを受けやすくなっているのです。

 

大人の歯は、石灰化が完了しており、成熟度も高いです。

 

そのため、むし歯のリスクは乳歯よりも低くなっています。

 

歯質が薄くて進行が早い

乳歯の特徴として、もうひとつ「歯質が薄い」という点も把握しておく必要があります。

 

この特徴はどちらかというと、むし歯になりやすいというよりは、むし歯になってからの進行が早い点に関係しています。

 

乳歯のエナメル質と象牙質は、永久歯の半分の厚みしかないため、一度むし歯になってしまうと、あっという間に重症化してしまいます。

 

乳歯では歯髄炎など、歯の神経の症状が現れやすいのはそのためです。

 

セルフケアが不十分になりがち

乳歯列や混合歯列は、歯並びが不安定になりやすく、磨き残しが多くなる傾向にあります。

 

そもそもひとり磨きを習得するまでにはかなりの時間を要するため、セルフケアだけではお口の衛生環境を維持しにくいのが現実です。

 

そのため、当院では小さい頃から小児歯科に通い、ブラッシング指導を受けるよう推奨しております。

 

フッ素塗布やシーラントといった予防処置も積極的に受けるようにしましょう。

 

まとめ

このように、子どもは大人よりもむし歯になりやすいことから、セルフケアとプロフェッショナルケアの両方をバランス良く行っていくことが大切です。

 
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