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- コロナの今こそ唾液パワー② ~唾液量の減少、口の渇き~
2020年9月22日
こんにちは。
院長の森田です。
先日に引き続き、唾液の話題です。
前回は、“マスクをしているので呼吸がしづらくなり、口呼吸となるのですが、そうすると唾液力が低下する!”
ということについてご紹介いたしました。
唾液力って?!
そう思われた方も多いのではないでしょうか。
唾液力は、唾液の量と質、二つのバロメータで構成されているそうです。
今回は主に唾液の量に関して解説したいと思います!
唾液は“大唾液腺”と“小唾液腺”で作られています!
そのうちの大唾液腺が、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つです。
赤ちゃんの頃は口からダラダラあふれていた唾液…
毎日牛乳パック1本分も作られているんです!
その唾液ですが…
自律神経って聞いたことがあると思います。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。
交感神経=緊張、興奮するときに働く
副交感神経=リラックスするときに働く
と思っていただければだいたい大丈夫です!
ご飯を食べるときはだいたいリラックスしていますので、
副交感神経がはたらき
唾液が出るんですね
では緊張したときは…
ということなんですね!
その他、唾液の量が減る原因として…
早食い!
私も心当たりがあります…
(赤ちゃんもまだ小さく、ゆっくりご飯食べられないんです…)
もちろん、健康状態、持病、服薬状況によっても唾液が減ることが分かっています!
特に、“薬の影響”は結構あると思います。
副作用の欄に、“口喝”と書いてある薬はたーくさん!あります。
さらに全員に容赦なく
唾液を作る唾液腺って、イメージは
ぶどうみたいな感じなんですね。
若い唾液腺=みずみずしく、どんどん唾液を作る!
これが加齢とともに
しおれてしまうんです。
なので唾液の量が減ってしまうんですね…
唾液量の減少を防ぐために、やはり唾液も鍛えないとだめですね!
いよいよ次回は唾液量を増やすためのエクササイズをご紹介します。
とっても簡単にできますので、お楽しみに!
院長
森田 香櫻里