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- むし歯予防に役立つ子どもの生活習慣
2021年4月16日
皆さんこんにちは。
さくらの森デンタルケアクリニックです。
テ子どものむし歯予防は、毎日の歯磨きが基本となりますが、生活習慣を改善することも重要です。
今回はそんな子どものむし歯を防ぐための生活習慣についてわかりやすく解説します。
食事の回数と時間を決める
むし歯のリスクは、食べ物や飲み物を口に含んだ時点で発生します。
つまり、食事の回数が多いほど、食事をしている時間が長いほど、むし歯にかかりやすくなるのです。
そこで重要となるのが食事の回数と時間の管理です。
間食を頻繁にとってしまったり、ダラダラと食事をしたりすると、むし歯のリスクがどんどん上昇していくため、要注意です。
そうした毎日の食事回数・時間は、親御さまがしっかり管理してあげましょう。
甘い物の「質」と「量」に注意する
むし歯菌は、スクロースに代表される甘い物をエネルギー源として歯を溶かしていきます。
ただし、甘い物であれば何でもエネルギーに変えることができるわけではないのです。
例えば、キシリトールは砂糖と同じくらいの甘さを備えていますが、むし歯菌のエサにはならないため、毎日摂取してもむし歯のリスクは上がりません。
そうした代用糖を活用することで、むし歯予防に努めましょう。
フルーツやさつまいもなどの自然の甘味は、砂糖を使ったお菓子よりむし歯のリスクは低いため、おやつに推奨されます。
甘い物の摂取量を制限することもむし歯予防には大切です。
歯磨きは食事から30分後
むし歯を予防するためには、毎食後の歯磨きが必須ですが、タイミングにも気を配る必要があります。
食事をした直後は、お口の中が酸性に傾いており、歯の表面が溶けやすくなっています。
その状態でブラッシングすると、エナメル質を傷つけるおそれがあります。
ですから、食後の歯磨きは30分ほど経過してから行うようにしましょう。
まとめこのように、子どものむし歯予防は、毎日のブラッシングだけでなく、生活習慣にも配慮するようにしましょう。
そうすることでむし歯菌に負けない口腔環境を確立できます。