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口腔機能発達不全症について

2023年6月12日

皆さんこんにちは。

さくらの森デンタルケアクリニックです。

 

皆さんは、「口腔機能発達不全症」という言葉を聞いたことがありますか?

 

何だか難しい名前の病気ですが、かんたんにいうと子どものお口の機能や発育に異常が見られることを意味します。

 

今回はそんな口腔機能発達不全症についてわかりやすく解説します。

 

口腔機能発達不全症とは?

口腔機能発達不全症とは、食べ物を噛んだり、飲み込んだり、言葉を発したりする機能が十分に発達していない状態で、15歳未満の子どもが診断の対象となります。

 

検査項目は全部で12個あるのですが、そのうちの2固以上該当すると口腔機能発達不全症と判定されます。

 

どんな検査項目があるの?

口腔機能発達不全症の検査項目は、「歯の萌出に遅れがある」「歯列・咬合の異常がある」「舌の突出がある」「舌小帯に異常がある」などです。

 

こうした症状を放置すると、お口の機能発達にさまざまな悪影響が及びます。

 

口腔機能発達不全症による悪影響

例えば、歯の萌出に遅れがあると、永久歯列に乱れが生じます。

 

場合によっては、永久歯そのものが生えて来なくなることもあるのです。

 

その結果、永久歯列が乱れ、かみ合わせにも異常が生じ、噛む機能や発音する機能も大きく阻害されてしまいます。

 

その他、乳児嚥下の残存や口呼吸、低位舌といった不適切な習慣があることでも、口腔機能の発達不全が促進されます。

 

お子さまの正常な発育を促すためには、そうした習慣にも注意を向ける必要があるのです。

 

まとめ

このように、口腔機能発達不全症というのは特別な病気ではなく、成長期には誰しもそのリスクを背負っているといえます。

 

そしゃく機能や嚥下機能、発音機能などは、生きていく上で最も重要なものであり、正常な発育をしっかり見守ってあげる必要があります。

 

ですから、お子さまに上述したような症状が認められる場合は、まず当院までお気軽にご相談ください。

 

精密に診断した上で、最善といえる治療法をご提案します。

 
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